皆さんが通っていた学校には「校則」ってありましたか?

私が通っていた男女共学の高校には、他校とは一味も二味も違う一風変わった校則がありました。

『女子は白の下着(上下どちらも)以外着用してはならない』
誰がなんのために決めたのかはわかりませんが、私が高校に入学したときから既にこの校則は存在していました。

白の下着以外禁止!とは言ったものの、さすがに教師が毎日下着をチェックすることはありませんでしたので、
入学式から数日も経てば校則のことなんてすっかり頭から抜け落ちていましたけどね。


私が入学してから1ヶ月ほど過ぎた頃、学校で身体測定があったんです。

今の時代の子は体操着を着て身体測定を受けるらしいですが、当時、私の高校では下着だけを着用した姿で受けるのが恒例でした。

もちろん女子と男子は時間を置いて別々に測定しますけどね。

で、この日私は身体測定があることをすっかり忘れていて、よりにもよって紫色の派手なブラとパンツをつけて登校してしまったのです。

「キャ~ッ! ○○の下着ダイターン!」

私が下着姿になると、友人たちがざわざわと騒ぎ始めました。

あぁやめて…注目しないで…心の中でそう願っていると、騒ぎに気付いた学年主任(40代♀独身)の先生が血相を変えて私に近づいてきたんです。

「ちょっと○○さん!? なんですかその破廉恥な下着は!?」

困ったことにこの学年主任がかなりのクセモノで、比較的ゆるい他の先生と比べてこの先生だけは生徒の身だしなみにやたらと厳しかったんです。

私はまだ測定も終わっていないうちに保健室の隣にあった生徒指導室に下着姿のまま連れていかれました。

それから1時間ぐらい説教。
学生らしい下着をつけろだの風紀を乱すなだの、そんな感じのことをガミガミと言われました。

そしてなんとか説教を乗り切りホッとして生徒指導室を出たとき、事件は起こりました。

生徒指導室の隣、保健室の前に、パンツ一枚の男子たちが行列を作っていたんです。

実はこの時、私がお説教をうけている間に女子の測定が終わってしまい、続いて男子の測定が始まっていたのです。

下着姿の私を見て目が点になる男子一同…

この時点でもう私にとっては大事件なのですが、ここでさらに学年主任がとんでもないことを言い出したんです。

「ほらっ、○○さん!! あなた測定まだでしょ!? さっさと列に並びなさい!!」

「えぇっ!? 男子に混ざってですか!?」

「校則を破った罰です!! 早くしなさい!!」

学年主任の勢いに押され、私はしぶしぶ男子の列に並びました。

で、もちろん男子たちは下着姿の私をジロジロ見てくるわけで…

私は必死になって両手でブラとパンツを隠しますが、そんなのでは覆い隠せるわけもなく…

顔を赤くしてチラチラ横目で見てくる男子もいれば、ニヤニヤしながら隣とヒソヒソ話をする男子もいました。

挙句の果てには股間付近にテントを張っている男子も…

その後私は、顔をこれでもかというくらい真っ赤にしながらなんとか測定を終えました。

今の時代だったら大問題になっていたでしょうね…


ちなみにこの一件は校内でもすぐ話題になり、それ以来校則を破って派手な下着をつける女子生徒は皆無になりました。

私はことがトラウマになってしまい、高校を卒業して成人した今でも白以外の下着をつけることができなくなりました…