読了時間:約 3 分
結婚して6年目。
恵美ちゃんは絵に描いたようないい奥さんだ。
料理も上手だし、部屋の掃除も手を抜かない。
いつも楽しそうにニコニコしているから、家の雰囲気も自然と明るくなる。
顔、スタイル、性格、どれをとってもAランクだ。
「おはよう、ダーリン!」
読了時間:約 3 分
結婚して6年目。
恵美ちゃんは絵に描いたようないい奥さんだ。
料理も上手だし、部屋の掃除も手を抜かない。
いつも楽しそうにニコニコしているから、家の雰囲気も自然と明るくなる。
顔、スタイル、性格、どれをとってもAランクだ。
「おはよう、ダーリン!」
けれど……たった1点だけ、ひそかに困っていることがある。
「ひそかに」というのは恵美ちゃんには決してうち明けられないという意味でもあるし、実はそんなに困っていないということでもある。
それは、夜の生活だ。
恵美ちゃんのいわゆる「性癖」というやつは、少しばかり変わっている。
まあ、どの夫婦にも夜の営みにかんしては夫婦にしかわからない決め事(秘め事?)があるだろうから、恵美ちゃんが客観的に見てどのくらい変わっているのかはわからない。
ただ、少なくとも僕は、今までに恵美ちゃんほど風変わりで変態チックな好みをもつ女の子を見たことがない。
僕が恵美ちゃんの隠された一面を知ったのは、はじめてのエッチの前だった。
ベタベタな恋愛映画のDVDを観てお互いに気分が盛り上がり、どちらからともなくキスを交わしてさあいよいよ……と服を脱がせにかかる僕を、恵美ちゃんは押しとどめた。
「……待って」
「えっ?」
「私、おしっこを我慢しないとアレができないの」
「アレって、アレ?」
「……うん」
要するに、恵美ちゃんは尿意がMAXにならないとエッチをする気になれないのだ。
それから毎回、僕は恵美ちゃんの世にも奇妙な性癖に合わせた。
いや、合わせるしかなかった。
こっちがその気になっているのに恵美ちゃんの尿意待ちで2時間ほど(長い時には4時間以上!)も待たされると、さすがに気分も萎えてしまう。
僕は変態ではないからできることなら普通にエッチしたかったが、だからといって不平不満をいうつもりはない。恵美ちゃんが心から気持ちよくなってくれればそれでいいのだ。
それに……実を言うと僕も、恵美ちゃんの「尿意ぎりぎりセックス」の魅力にとりつかれつつあった。
「ダーリン、今よ!」
夜のベッドで、恵美ちゃんが切迫した表情で誘いをかけてくる。
僕たちは服を脱ぎ、前戯もそこそこに奥深くまで挿入する。
「ぁんっ!」
恵美ちゃんが苦悶の表情を浮かべる。
尿意をこらえつつ快感を貪欲に噛みしめようとしているその顔がたまらない。
「も、もれちゃう……でもすっごく気持ちいい……はぁはぁ……もっと奥まで入れて……もれちゃいそうなくらいに奥まで!」
「そんなに奥までほしいのか……ここまでならどうだ……?」
「そう……そこよ……膀胱が……膀胱がいい感じに刺激される……ねえダーリン……もういい……私、もらしてもいい?」
「ダメだ……最後までちゃんと我慢しなきゃ……俺もしっかり我慢してるんだから……さあ、もっと困らせてあげようか……」
Sっ気全開の言葉責めをつづけながら、恵美ちゃんのFカップの爆乳を容赦なく揉みしだく。
もう充分すぎるほど硬直したピンク色の乳首をねちっこく舐めまわしてやると、恵美ちゃんは
「はぬっ!」とひときわ甲高く喘いで上半身をのけぞらした。
尿意で頭がいっぱいでも、乳首はちゃんと感じるらしい。
「ダーリン……私……もうもれちゃうよ……」
「まだダメだと言ってるだろ」
正常位から半ば強引に恵美ちゃんを立たせ(腰はもうガクガクだ)、立ちバックで思いきり挿入する。
正常位はまだ大丈夫だが、立ちバックとなるといよいよ尿意が切迫し、限界寸前になるらしい。
「どうだ……まだ我慢できるか」
「ダメだよダーリン……あと少しで本当にもれちゃう!」
「もらすならもらしていいんだよ……さあ、思いきり出して!」
挑発するかのように腰のグラインドをフルスロットルまでもっていく。
恵美ちゃんはもう口からヨダレを垂らし、ほとんど放心状態。僕もフィニッシュ寸前だ。
「ふたりで……一緒にフィニッシュするぞ……おおっ」
「ぁんっ……ああっ……ダメダメ……ホントにもうダメ……私……出ちゃうぅぅぅ!!!!」
「俺も思いっきり出そうだぁぁっ……!」
チンコが脈うち激しく放出されたのと、恵美ちゃんの生ぬるい液体が僕の脚にかかったのがほとんど同時だった。
雨どいに豪雨がうちつけられるような音とともに、たちまちのうちに恵美ちゃんの足もとに円形のしみがつくられる。
「はぁっ……ごめんね……床、思いきり汚しちゃった……」
「いいんだよ。ふたりとも気持ちよかったんだから……」
「ねえ、ダーリン……」
心地よい余韻のなかで、恵美ちゃんはいたずらっぽく微笑する。
「今度は、ウンコを我慢してもいい?」
「……それはちょっと考えさせて」
と言いながら、早くもその場面を妄想している自分がいる。
ウンコを思いきりもらす恵美ちゃんも、やっぱり可愛いんだろうな。
夫婦は、どこまでいっても奥が深い。