「ねぇ、係長、この映画知ってます?」
スマホの画面を差し出した。
「これか~、これはヤバいほど暗いヤツだ」
「へ~っ、そうなんですか?」
「それにさ、主人公の女性が脱がないのにやたらエロくてさ」
「エロいって、どんな感じですか?」
俺は回りに聞こえない様に小声で言った。
「ほら、ミキちゃんと同じでフェラで誤魔化すタイプ」
「あ~、ひどい、係長、私、誤魔化すためにするんじゃなくて女性の優しさでしてあげてるんです」
「ハハハ、分かってるよ、彼氏のこと、大好きなんだろ」
そんな際どい会話までするようになっていた。
と言うのも、結婚が決まってから彼氏のことで色々と相談を受けていた。
男にもマリッジブルーってあるんですか…
これって私の我が儘ですか…
だって彼ったら早くって…
俺はなるべくストレートに返事していた。
男にとってそれは面倒なだけ…
だからさ、口でしてあげなよ、そんな時…
我慢しなよ、また抱いて貰えばいいじゃん…
俺は1回結婚に失敗していた。
きっかけは俺の浮気がバレたことで、それから妻がなんと俺の友人と寝やがって、それを聞かされたのは友人の奥さんからみたいな、もうグチャグチャになって、疲れ果てて結婚はもう懲り懲りだと思っていた。
でもまぁ、それから暫くして今の妻と出会い、結婚して、子供もすぐ生まれ、従順でおとなしい性格の妻は良く尽くしてくれるし、やっとまともで幸せな家庭っヤツを掴んだと思っていた。
ミキちゃんにはそのことを話していたし、もう誰かと浮気とかって全然考えていなかったし、ミキちゃんはそんな俺の経験を完全に人生の先輩的に信頼していてくれた。
ミキちゃんは見た目は普通に可愛く、スタイルもまぁまぁって感じだった。
性格はすごくサバサバしていて、中学時代から数えて10人くらいと経験があって、でもどの恋も最後には振られるパターンが多かったと言っていた。
なので、結婚できることをすごく楽しみにしていて、俺もミキちゃんみたいな普通のいい子が幸せになってくれればいいと思っていた。
結婚が近づいて、俺達の間に不思議な親和的ムード出来てきた。
もうすぐお互いにもう会話を楽しめなくなる、そんな思いもあったのかも知れない。
2回くらい2人で飲みに行って、ミキちゃんの相談がより具体的になり、俺も出来る限り具体的に答えるようになった。
それはまるで女子のアケスケトークのようだった。
俺にはマジ100%、結婚を間近にしているミキちゃんに下心がなかったのも良かったのかも知れない。
「って言うかさ、それって、ミキちゃんさ、もしかしてイッたことない?」
「う~ん、ナイかも」
「じぁさ、1人でする時は?」
「や~だ~、係長、露骨過ぎです~、でも1人の時は、まぁ、それなりに」
「だろ~、だったら彼にそうしてって言えばいいじゃん」
「そりゃあ、係長みたいに、奥さんを愛していれば、そう言うかも知れないけど、言って彼は分かってくれるかな?」
俺達の話は段々具体的になり、ちょっと突っ込んだ質問をした。
「あのさ、基本的にミキちゃんはさ、セックスでイッたことないから、分かんないかも、一体感とかそんな感じが大事なんだけどな~、でさ、1人でする時ってローター使ってるの?」
「もうっ、ちょっと係長、そんなこと言えませんよ」
「いやさ、つまり中イキしたことないんだね」
「えっ、中イキって?」
「つまりクリトリスじゃなくて、膣の中でイクこと?」
「えっ、どういうことですか?」
「やっぱ知らないんだね。ミキちゃんはさ、膣の中の構造っ知ってる?」
「まぁ、保健体育的には」
それから俺はGスポット、子宮口や潮噴き、女性がイクってことを説明した。
「へ~っ、そうなんだ、で、係長の奥さんはイッたりするんですか?」
「そりゃあ、イクよ。それは俺がさ、上手とか、特別なことする訳じゃなくて、やっぱセックスって愛情の表現じゃん、だからお互いよくなるように、お互いが努力しなきゃ」
「ふ~ん、それ、何かいいですね。私も彼のために努力しようかな」
「そうそう、まづは生活から、食う寝るが人の基本だから、そう言うところからかな」
「はい、頑張ります」
「それからフェラとクンニだな」
「は~っ?やっぱ、そこですかって言うか、係長ってやっぱエッチ」
「お互いにね」
そんな会話が楽しかった。
いよいよミキちゃんの退社する数日前、また2人で飲みに行った。
いつものように映画や男女の付き合いやセックスの話しまでした。
「何か、係長と話すの、女子と話すより楽しいかも」
「俺もそうだよ、こんな話、ミキちゃんとしか出来ないからね」
「奥さんとはこんな話しないんですか?」
「家内とは仲よく話しはするけど、こういう話しはしないな」
「あ~あ、係長と話すのは今日が最後ですね」
「俺達ってさ性別超えた親友みたいだね」
「ホントそうですね~」
帰り際、ミキちゃんに言った。
「何回も言うけど、男は単純な生き物で子供のように褒めてあげて、旨い食事とセックス与えてれば喜ぶから」
「はい、頑張ります、結婚生活、私」
「まぁ、俺で良ければセックスでイカせてあげるけどね」
「もうっ、最後にそれですか?」
「ハハハ、だってお互いエッチだろ」
「まぁ、それは否定しませんけど」
ミキちゃんは寿退社後、予定通り結婚して、その翌年子供を産んだ。
ごくたまに経過報告みたいに簡単なメールが来たが、お互いに会うことはなかった。
そして5年が過ぎ、ミキちゃんからメールが来た。
「子供に手がかからなくなったので、一度お会いできませんか?」
待ち合わせして、居酒屋に入った。
旦那が出張中で、子供は親に預けて来たと言っていた。
「久しぶりだね、会うの」
「ホント久しぶり、お元気でしたか?」
「まぁね、会社の方も変わりないよ、で、今日はどうしたの?」
「久しぶりに係長に会いたくなって」
「へ~っ、それは嬉しいな、俺もさ、いつも気にしていたんだ、幸せにやってるかなって」
「はい、係長のアドバイスのおかげでなんとかやってますよ」
「アドバイスってフェラとか?」
「えっ、もうそっちの話?係長ったら~」
「だってそういう話、面白かったじゃん」
「ええ、それは楽しかったですけど、まづは映画の話しません?最近いい映画見ました?」
映画に関わらず色んな話しをした。
子育て、嫁姑問題、音楽、景気、そしてセックスについても。
「でさ、アッチの方はどうなの?」
「ええ、まぁ、普通には」
「子供できてからも普通に?」
「はい、まぁ、普通って言うか、求めて来たらって感じで」
「そうか、それでいいんじゃない」
「でも…」
「ても、何?何かあった?」
「後で話します」
「何だよ、それ」
それからまた色々話しして、ミキちゃんはけっこう酔った感じになった。
「あの~、さっきの話しですけど、う~ん、やっぱり言いにくいな」
「何?言ってみなよ」
「じゃあ、言います、私、やっぱりイッてみたいなって」
「えっ、旦那はやっぱりセックスでイカせてくれない?」
「そうなんです、って言うか、最近は自分だけさっさとイケばいいみたいな感じで」
「そうか、じゃ、俺とする?な~んてね」
ミキちゃんが真面目な顔になって言った。
「はい、係長さえ良かったら」
「えっ、ミキちゃん、本気なの?」
「はい、今日なら少し遅くなっても大丈夫です」
俺達はお互いの意思を確認するように見つめ合った。
ラブホに入った。
「あ~、こういうところも久しぶり」
「俺もだよ、最初に言っとくね、もしかしたら今日でイケないかも知れない。それでもいい?」
「構いません、私のこと、係長の好きにして下さい」
「ミキちゃん…」
俺はミキちゃんを抱きしめた。
そして長いキス、キスしながら髪に手を入れたり、耳の裏、耳たぶ、耳の穴の入口を優し撫ぜた。
「あぁん、係長、感じちゃいます」
「その係長って止めない?俺達は今日は恋人同士、俺はミキって呼ぶから、俺を名前で、ユウトって呼んで」
「え~っ、それってかえって恥ずかしいかも」
「いいから、ミキ」
「ユウト」
また長いキスをして、耳から首筋まで撫ぜた。
「あん、こんなキスも久しぶりです」
そしてベッドに横になって、服を一枚一枚脱がせながら、乳房、乳首、そしてクリトリスまで丁寧に触っだ。
俺も服を脱ぎ、お互いの肌を感じ合うように抱きしめ合い優しくキスして、俺は足を開かせクンニした。
ミキはオナニーしてクリトリスでイクと知っていたから、集中して舐めて吸った。
吸う強さを変えて、ミキが一番声を出す強さでクリトリスを口に含み、吸いながら舌先でチロチロと舐めた。
「あ~、ユウト、それいい、ぁあ~、イク~」
俺はミキがイッた後もオマンコ全体を舌を伸ばして舐め続けた。
そして、中指を膣に入れ、Gスポットを押し上げるように撫ぜたり、指を出し入れしながら、またクリトリスを吸った。
「ぁあ~、いい、いい、ぁあ~~~あ~~」
ミキが俺の髪をクシャクシャにして、俺の頭をオマンコに押し付けた。
俺はされるがままにして更に強くクリトリスを吸い、軽く歯に当てるように舌を動かした。
「あ~、ぁあ~~、イクっ、イ、イク~~~」
ミキは体を海老反りにしてイッた。
息を荒くするミキを抱き寄せた。
「係長にイカされちゃった」
「ユウトだろ」
「あっ、ごめんなさい、ユウトってすごく上手、奥さんにもこうしてあげてるの?」
「ああ、するよ」
「いいな~」
「旦那はしてくれないの?」
「いつもちょっとだけ、でも、何か、吸い方とか全然ユウトと違うの」
「そうだろうね、俺も若い頃はこうは出来なかったから」
「ねぇ、じゃ、今度は私がしてあげる」
そう言ってミキが俺の股の間にしゃがんだ。
「あ~、これが係長、ごめんなさい、ユウトのオチンチンなのね」
ミキが俺のチンポを握って言った。
「もしかして想像してた?」
「ウフ、内緒」
そう言ってミキは俺のチンポを咥えて、首を振った。
それはそれで良かったが、ミキに言った。
「ねぇ、ミキ、また会えたらフェラをもっと教えてあげる」
チンポを口から放してミキが言った。
「えっ、これじゃダメダメなの?」
「ダメじゃないけど、それは今度教えてあげる、とりあえず今はもっと唾を垂らすくらい出してもう一度してみて」
ミキがジュボジュボと唾の音をたてながら首を振った。
「もういいよ、じゃ、俺の上に来て」
ミキが俺に跨がろうとした。
「そこじゃないよ、俺の顔の上だよ」
「えっ、そんな、恥ずかしい」
「いいから来て」
「もっとオマンコ押し付けて腰使っていいよ」
ミキのオマンコから一旦口を離して言った。
「こう?」
押し付けられたクリトリスを逃さないように強く吸い続けた。
「あ~、またイッちゃう~、あ~、イク~」
ミキは頭をガクガクさせながらイッた。
イッたミキのお腹がビクビクと痙攣していた。
俺は素早くミキをベッドに仰向けに倒して、枕をミキの尻の下に置き、足を広げて挿入した。
上体を起こしたまま、ミキの腰を押さえるようにつかみ、腰を使った。
目指すのはミキの子宮口にチンポを擦り合わせること。
ここだろうと思うところ目がけて腰を震わすように使った。
「あん、何これ、あ~、いい、あ~、いい~」
次第にミキの声が大きくなった。
「ぁあ~~~~、あ~~~~、イク~~~~」
ミキがイッて、俺は大きく腰を使って、力いっぱいミキの膣の奥を突いて、ミキの腹の上に射精した。
「あ~~~~、ユウト~~、あ~~~~」
終わってミキを抱き寄せた。
「どうだった?」
「すごかった」
「ユウトは?」
「スゴく良かったよ」
ミキの頬にキスして言った。
「なぁ、結婚前にこうならなくて良かったね」
「うん、ホントそう、こうなってたら今頃どうなっていたかって感じ」
「なあ、俺さ、ミキが好きだよ、でもさ、何か親友みたいにいたいんだ」
「あっ、私もそう、セフレとはちょっと違うかなって」
「うん、そうだね、そんな感じ」
「じゃぁさ、親友として今度、フェラ教えるよ」
「ハハ、何か変だけど、はい、教えて下さい」
そう言ってミキが俺のイッたばかりの縮んたチンポを握った。
「あのさ、オジサンはそう何回も出来ないの、続けては勃起しないの」
「いいえ、ダメです、勃ってもらいます」
ミキが柔らかいままのチンポを口に含んだ。
あ~あ、しょうがないな、勃つかな~…
手コキから教えるか…
でも、やっぱりこうなるよな~…
浮気しないって自分で誓ったのに…
「こんな時は手コキしながら、鬼頭を舐めたりするといいよ」
「手コキってどんな風に?」
「俺好みのフェラを教えるから、ちゃんと覚えてね、ミキなら出来るよ」
「うん、分かった」
あ~あ、俺ってしょうがね~な、ごめんな…と心の中で妻に謝りながら、ミキにフェラを教えた。
ほら、もっと舌伸ばして…
カリの辺りまで咥えて…
裏スジも感じるところだよ…
咥えて、もっと深く、限界まで…